藤岡弘、さんといえば「仮面ライダー1号」を演じていたことで有名な俳優さんです。
現在も話題のドラマ「ルパンの娘」に出演していますが、そんな藤岡弘、さん、実は仮面ライダー時代に生死の境をさまよう事故に遭っていた様なんです。
そして復帰までには涙ぐましい努力があったそうなんですが、一体、何があったんでしょうか。
まずは藤岡弘、さんのプロフィールから簡単ご紹介します。
藤岡弘、さんのプロフィール
生年月日 1946年2月19日
出身地 愛媛県
身長 180cm
藤岡弘、さんはお父様は古武道・藤岡流を継承する武道家で警察官、母親は茶道や華道、琴の師範代というかなり厳格な家庭で育ったようです。
しかし、父が失踪したことがあり、自身でアルバイトをして生活を支えていたこともあります。
そんな藤岡弘、さんは1964年に俳優教室に入り、1971年に「仮面ライダー」の1号、本郷猛を演じ、一気に知名度が上がりました。
現在も仮面ライダーは子供達にとって永遠のヒーローであり、毎年、映画化もされるヒット作品ですが、その先駆け的ヒーローを演じていたのが藤岡弘、さんなんですね。
近年の映画作品に声のみで出演することもあり、本当に藤岡弘、さんにとっても仮面ライダーとは思い入れの強い作品のようです。
というのも、実は仮面ライダー撮影中に藤岡弘、さんはとんでもない事故に遭っていたからなんです!一体、どういうことなんでしょうか。
藤岡弘、が仮面ライダー時代に遭った事故とは?
今でこそ、仮面ライダーや戦隊物といえば、演じる俳優とスーツアクターといって仮面ライダーや戦隊の格好をしてアクションをする俳優さんは別の人が演じるのが一般的です。
しかし、藤岡弘、さんは仮面ライダー時代、スーツアクターも自身でこなす俳優さんでした。
まあ、今の藤岡弘、さんを見るとわかる通り、古武道にも通じており、アクションもできる俳優さんですからね。
仮面ライダーを自身で演じていたとしても何ら違和感はありませんよね。
だからこそ変身前後で違和感がなく人気作品となったのかもしれませんが・・・
しかし、この撮影中に思わぬ事故が起きてしまいます。
第9話・10話の撮影中、バイクで下り坂を下っていたところ、砂利がひいてあったコーナーでオーバースリップし、大腿骨骨折という大怪我をおっていたんです!
しかも複雑骨折で筋肉に骨が刺さるというかなりの大怪我でした。
これは仮面ライダー放送前の事故で番組サイドもどうするか悩んだそうです。
その結果、2号登場というストーリーになったというのは有名な話ですよね。
ある意味、この決断が今の仮面ライダー継続に続いているのかもしれません。
そして当時、このような事故といえばすぐの復帰は不可能、若い方でも1年以上杖をついた生活が必須という状態でした。
藤岡弘、さんはこの事故を受け、考えた結果、予想外の判断を下しました!
転院して日本では馴染みのない手術を決行!その結果、復帰にこぎつけた?
藤岡弘、さんは事故後、最初に運び込まれた病院で撮影復帰は困難と言われたそうです。それほどのひどい状態だったからです。
しかし、この状態を知った知人から他の病院を勧められますが、当初の病院は転院を拒否し、診察情報も提供してくれなかったそうです。
それでも転院を希望する藤岡弘、さんに「何があっても知りませんよ」と言い、やっと藤岡弘、さんは転院することになったのですが、そこで受けたのはベトナム戦争後に開発された手術でした。
そして手術後は看護師にまで内緒で夜遅くにリハビリをしていたそうです。
そんな藤岡弘、さんを支えてくれたのは母親でした。病院の食事ではダメと言って、わざわざ藤岡弘、さんの好きなものを作って持ってきてくれたのです。
そして毎日毎日リハビリを続けた結果、涙ぐましい努力が報われ、53話から本格復帰を果たしたのです!
人によっては1年以上もまともに歩けないという状態がある中、よくここまでこぎつけましたよね。
大怪我をしたとは思えない身のこなし!藤岡弘、は今も現役!
仮面ライダー時代に大きな怪我をした藤岡弘、さんですが、現在も俳優として活躍中ですよね。
「ルパンの娘」では警察一家の祖父を演じており、見事な威厳ある殺陣を披露していますよね。本当に大怪我をしていたなんて微塵も思わせない動きですよね。
しかも冒険家して人類未踏の地に行ったりもしていますし、怪我した当時の決断力が功を奏したって感じです。
もしあの時、怪我で仮面ライダー出演を諦め、最初の病院の決断を鵜呑みにしていたら復帰することもなく、今の藤岡弘、さんはなかったでしょう。
今後も色々な作品で活躍されるでしょうし、藤岡弘、さん自身もユニークなキャラなのでこれからの活躍に期待です。